ポルトと対戦したスポルティングの守田英正(右) [写真]=Getty Images
スーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ(ポルトガル・スーパーカップ)が3日に行われ、リーグ王者スポルティングとカップ戦王者ポルトが対戦した。スポルティングの日本代表MF守田英正は先発出場し、89分までプレーした。
試合が動いたのは6分、スポルティングが先制に成功する。セットプレーの流れから左サイドのペドロ・ゴンサウヴェスがクロスを送り、ゴール前のゴンサロ・イナシオが頭で合わせて押し込んだ。
9分、豪快なドリブルで左サイドを突破したヴィクトル・ギェケレシュの折り返しにP・ゴンサウヴェスが合わせ、スポルティングがリードを広げる。さらに24分、ギェケレシュがペナルティエリア左から柔らかい浮き球を送ると、17歳のジオバニー・クエンダが左足ボレーシュートを叩き込み、スポルティングが早々に3点目を獲得した。
しかし、そこからポルトが怒涛の反撃を開始する。まずは28分、相手のクリアミスに反応したガレーノがルーズボールを押し込んで1点を返し、ポルトは2点ビハインドで後半に突入する。
64分、右からのクロスをボックス中央で収めたニコ・ゴンサレスが右足で流し込んでポルトが1点差に詰め寄る。するとその2分後、ステファン・ユースタキオの折り返しに合わせたガレーノが押し込み、ポルトが試合を振り出しに戻す。フルタイムで決着はつかず、試合は延長戦に突入する。
決勝点が生まれたのは101分、ポルトが逆転に成功する。ペナルティエリア手前からイバン・ハイメが右足を振り抜くと、相手DFに当たったシュートは軌道が変化。これを相手GKがキャッチできずにゴールへ吸い込まれた。
試合はこのまま終了し、4-3で勝利した。ポルトは2年ぶりとなる通算24度目のスーパー杯優勝で大会最多記録を更新した。
2024-25シーズンのリーガ・ポルトガル BetClicは来週開幕。スポルティングは9日にリオ・アヴェと、ポルトは10日にジル・ヴィセンテと対戦する。
【得点者】
1-0 6分 ゴンサロ・イナシオ(スポルティング)
2-0 9分 ペドロ・ゴンサウヴェス(スポルティング)
3-0 24分 ジオバニー・クエンダ(スポルティング)
3-1 28分 ガレーノ(ポルト)
3-2 64分 ニコ・ゴンサレス(ポルト)
3-3 66分 ガレーノ(ポルト)
3-4 101分 イバン・ハイメ(ポルト)
By サッカーキング編集部
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