ドイツ2部カイザースラウテルンへの期限付き移籍が発表された横田大祐[写真]=Getty Images
ベルギー1部のヘントは30日、MF横田大祐が今季終了までカイザースラウテルン(ドイツ2部)に期限付き移籍すると発表した。
2000年6月15日生まれの横田は現在24歳。川崎フロンターレU-18在籍時の2018年夏に渡欧した同選手は、ドイツのFSVフランクフルトとカールツァイス・イェーナの下部組織を経て、2021年冬にラトビア1部リーグのヴァルミエラに加入した。国内リーグ優勝に貢献するなど、在籍2シーズンでクラブ公式戦通算61試合に出場し8得点12アシストを記録。2023年2月にポーランドのグールニク・ザブジェに移籍すると公式戦32試合に出場し9ゴール3アシストを決め、今年1月からはヘントに活躍の場を移していた。
ヘントは、横田の期限付き移籍に関し、クラブ公式サイトで「この移籍は彼に十分なプレー時間を与えるための戦略のひとつです。ダイスケは私たちのチームの一員としてクラブに籍を残し、来季にヘントに合流する可能性があります。それまでの間、私たちは彼のドイツでの幸運を祈っています!」と期限付き移籍の背景を説明した。
一方、カイザースラウテルンはマネージングディレクターのトーマス・ヘンゲン氏が「彼は両ウイングのポジションを主戦場とする選手です。優れたドリブラーで、強力な左足で内側に切り込めるため、ヘントでは右サイドでの起用が増えていました。我々の攻撃バリエーションを増やしてくれる存在になるでしょう」と、クラブ公式サイトで横田への期待を示した。
また横田はこの移籍に関し「カイザースラウテルンが素晴らしい歴史と伝統を持つクラブであることは知っています。ファンの素晴らしいサポートはドイツの国境を越えて知られており、それを体験するのを楽しみにしています」と喜びのコメントを発表した。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト