MLSのシンシナティで活躍する久保裕也(画像は2023年) [写真]=Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のシンシナティに所属するFW久保裕也が、リーグ戦で二桁ゴールを達成した。
久保が所属するシンシナティは、現地時間18日に行われたMLSイースタン・カンファレンスでミネソタ・ユナイテッドと対戦。2トップの一角として先発出場した久保は33分、ハーフウェーライン付近からの長いスルーパスに斜めのランニングで抜け出すと、最後は滑り込みながらゴール左隅に流し込み、チームに貴重な先制点をもたらした。
この先制弾により、久保は今シーズンのMLSでの通算得点数が「10」に到達し、二桁ゴールを達成。同選手が国内リーグ単体で二桁ゴールを達成したのは、ヘントに所属していた2017-18シーズン以来となっている。なお、試合は前半アディショナルタイムに追加点を奪ったシンシナティがミネソタ・ユナイテッドの反撃を1点に抑え2-1で勝利。29試合を消化した現時点でインテル・マイアミに次ぐ暫定2位につけている。
1993年12月24日生まれで現在29歳の久保は京都サンガF.C.の下部組織出身で、2011年にトップチームデビューを果たした。同シーズンは弱冠17歳ながら公式戦通算33試合に出場し13ゴール2アシストをマーク。2013年夏にスイスのヤングボーイズへ移籍するまで、同クラブでは公式戦通算69試合出場21ゴール3アシストという成績を残した。
ヤングボイーズでは約3シーズン半に渡って主力として活躍すると、2017年1月にはベルギーのヘントへ完全移籍で加入。途中ニュルンベルクへのレンタル移籍を経験しつつ、公式戦通算73試合に出場し25ゴール6アシストをマークした。2020年1月に加入したシンシナティでも主力として活躍しており、ここまで公式戦通算150試合の出場で18ゴール7アシストという成績を残している。
By サッカーキング編集部
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