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34歳ピアニッチ、新天地はCSKAモスクワに決定! かつてはユーヴェやバルサでプレー

10時間前

ピャニッチ(撮影はバルサ時代の2022年) [写真]=Getty Images

 CSKAモスクワは26日、元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチが完全移籍にて加入することを発表した。契約期間は1年間。フリートランスファーでの加入となる。

 ピャニッチは1990年4月2日生まれの現在34歳。ユース年代をフランスで過ごし、2007年8月にメスでトップチームデビューを飾った。17歳ながらメスで安定した出場機会を確保し、2008年夏にはリヨンへステップアップ。主力として3年間を過ごし、2011年夏にはフランスを離れてローマへ完全移籍加入。ローマでも即座に定位置を確保し、在籍した5シーズンで公式戦通算185試合出場30ゴール44アシストを記録した。

 2016年夏にはユヴェントスへ完全移籍。当時“黄金期”を迎えていたチームにおいても、その存在感は抜群で、不動の中盤に君臨。加入初年度にはチャンピオズリーグ(CL)決勝進出に貢献し、1-4で敗れたレアル・マドリード戦のピッチにも立っていた。ユヴェントスでは4年間で公式戦通算178試合出場22ゴール41アシストをマーク。4度のセリエA、2度のコッパ・イタリア、1度のスーペルコッパ・イタリアーナなど数々のタイトルを勝ち獲り、2020年夏、元ブラジル代表MFアルトゥールとの金銭+トレード移籍で、バルセロナへ旅立った。

 初挑戦となったラ・リーガでは適応に苦しみ、1年目は公式戦30試合のピッチに立ったものの、うち17試合が途中出場によるもの。2年目には当時のロナルド・クーマン監督(現:オランダ代表)の構想外となり、ベシクタシュへレンタル移籍に出た。ベシクタシュでは主力として公式戦26試合のピッチに立ったものの、バルセロナに居場所はなく、2022年夏にはUAEプロリーグのシャールジャへ完全移籍。シャールジャでは2年間で公式戦62試合出場5ゴール16アシストを記録するなど主力として活躍し、カップ戦で2つのトロフィーを掲げたものの、今夏に契約満了で退団が決まっていた。

 また、ピャニッチは2008年8月にボスニア・ヘルツェゴビナ代表デビューも飾っており、その後は絶対的主軸として活躍。FIFAワールドカップブラジル2014では独立後初のW杯出場権獲得に大きく貢献するとともに、本大会でも全3試合にフル出場して1ゴールを挙げた。これまでに国際Aマッチ通算115試合出場17ゴール29アシストを記録。出場試合数はフェネルバフチェ所属のFWエディン・ジェコに次ぐ歴代2位の記録となっている。今年5月、代表引退を発表していた。

 CSKAモスクワは過去6度のロシア・プレミアリーグ優勝を誇る同国屈指の名門で、過去には元日本代表MF本田圭佑やFW西村拓真(現:横浜F・マリノス)が所属したことでも知られる。昨季はロシア・プレミアリーグを6位でフィニッシュ。今季は第9節終了時点で4勝2分3敗の勝ち点「14」を獲得し、6位につけている。

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By サッカーキング編集部

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