レギア・ワルシャワに所属する森下龍矢(撮影は3日のECL・ベティス戦) [写真]=Getty Images
レギア・ワルシャワに所属するDF森下龍矢が、18日に行われたエクストラクラサ(ポーランド1部リーグ)第12節のレヒア・グダニスク戦でゴールを記録した。
2024-25シーズンのエクストラクラサ開幕後、4勝4分3敗の成績を残すレギア・ワルシャワが、2勝3分6敗と苦しむレヒア・グダニスクの本拠地に乗り込んだ一戦。本職はサイドバックながら、今季は攻撃的なポジションでの起用が続いている森下は、同試合に左ウイングのポジションで先発出場した。
試合は立ち上がりからレギア・ワルシャワが主導権を握り、チャンスの数を増やしていく。森下も5分に左サイドからのドリブルによる持ち運びでチャンスの起点となっただけでなく、9分には自らゴールを脅かす。右からのクロスボールに対して、フリーでゴール前に飛び込んだものの、ヘディングシュートは枠を捉えきれない。
前半にスコアは動かず、0-0で後半へ折り返すと、58分に森下が均衡を破る。左サイド内側の低い位置でボールを持った森下は、大外へ預けて前方へ走り込む。左サイドに開いたDFルベン・バイナグルが中央へパスを差し込むと、FWマルク・グアルのファーストタッチは乱れたものの、頭でボールを前方へ繋ぐ。ボックス左でこのボールを引き取った森下は、ファーストタッチでうまく相手と入れ替わると、右足でGKとの1対1を冷静に制し、レギア・ワルシャワが先手を取った。
1点をリードしたレギア・ワルシャワは63分、ボックス右でパスを受けたMFカチペル・チョディナが、切り返しから左足でシュートを沈めてリードを広げる。試合はこのまま2-0でタイムアップを迎え、レギア・ワルシャワがエクストラクラサでは5試合ぶりの白星を飾った。
フル出場した森下は、8月11日に行われた第4節ニェポウォミツェ戦(△2-2)以来、エクストラクラサでは今季2点目を挙げ、チームの勝利に大きく貢献。カンファレンスリーグ(ECL)予選も含めると、今季公式戦18試合目の出場にして3ゴール目をゲット。チームの中心選手として活躍を続けている。
この後、レギア・ワルシャワは24日にECL・リーグフェーズ第3節でTSCと敵地で対戦した後、27日には次節のエクストラクラサでカトヴィツェをホームに迎える。一方で、レヒア・グダニスクは25日、次節のエクストラクラサでピアスト・グリヴィツェの本拠地に乗り込む予定だ。
【スコア】
レヒア・グダニスク 0-2 レギア・ワルシャワ
By サッカーキング編集部
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