セルティックで活躍中の旗手怜央 [写真]=Getty Images
スコティッシュ・プレミアシップ第15節が4日に行われ、日本代表選手3名が在籍するセルティックはアウェイでアバディーンと対戦した。
リーグ4連覇を目指すセルティックはここまで13試合を消化し12勝1分という圧巻の成績で首位を快走中。6連勝を目指す今節は前節終了時点で暫定「4」ポイント差につける2位アバディーンの本拠地に乗り込む。旗手怜央、古橋亨梧、前田大然の3名はいずれもスタメンに名を連ねた。
序盤からセルティックが圧倒的にボールを保持するが、アバディーンの強度の高い守備に苦しみ、なかなか決定機まで持ち込めない展開が続く。旗手らが中盤で起点を作り、古橋や前田の抜け出しから何度か良い形を作るが、ゴールネットを揺らすことはできず、前半はスコアレスで終了する。
後半はセルティックが圧力を強め、ボックス内への侵入回数を増やしていく。旗手や古橋との交代で投入されたアダム・イダらが際どいシュートを放つが、アバディーンもGKロス・ドゥーアンを中心に粘り強い守備対応を続ける。それでも78分、ボックス内右に走り込んだ旗手が、グレッグ・テイラーからの浮き玉のパスを胸で巧みにコントロールし、そのまま左足を一閃。このシュートがゴール右下隅に吸い込まれ、セルティックが先制に成功した。
カウンターからいくつか良い形を作っていたアバディーンは最終盤にかけて攻勢を強めるも、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き、最後まで同点ゴールは奪えず。最終的には旗手の今シーズン公式戦5ゴール目が決勝点となり、セルティックが6連勝を飾った。次節は7日に行われ、アバディーンはセント・ジョンストン、セルティックはハイバーニアンといずれもホームで対戦する。
By サッカーキング編集部
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