解任の可能性が報じられたスポルティングのペレイラ監督 [写真]=Getty Images
スポルティングがジョアン・ペレイラ監督の解任を検討しているようだ。23日、ポルトガル紙『レコルド』が伝えている。
日本代表MF守田英正が所属するスポルティングは、2020年3月に就任したルベン・アモリム監督の下で国内リーグを2度制覇。連覇を目指す今シーズンも開幕11連勝を記録し、チャンピオンズリーグ(CL)ではマンチェスター・シティを4-1で撃破するなど順調な滑り出しを見せていた。しかし、アモリム監督はマンチェスター・ユナイテッドへ引き抜かれることに。11月中旬からはBチームを率いていたペレイラ氏がトップチームの指揮を執っている。
ところが、ペレイラ監督の下でチームの成績は低迷。初陣となったカップ戦では3部のアマランテに6-0で大勝したものの、CLリーグフェーズ第5節でアーセナルに1-5と大敗し、その後はリーグ戦でサンタ・クララとモレイレンセ、CLでクラブ・ブルッヘに敗れて公式戦4連敗を喫した。直後に連勝を飾ったものの、直近で行われたプリメイラ・リーガ第15節はスコアレスドローに終わり、就任後の成績は3勝1分4敗となっている。
こうした状況を受け、スポルティングは早くもペレイラ監督の解任を検討している模様。『レコルド』によると、クラブはクリスマス休暇後に同監督との会談の場を設け、退任の具体的な時期について話し合う予定であり、すでに後任探しにも乗り出しているという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、ペレイラ監督の解任についてクラブ内ではすでに決定が下されていると報じている。
なお、早ければ現地時間29日に控えるベンフィカとの“天王山”を前にペレイラ監督の解任が正式発表される可能性があるようだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト