名古屋グランパスは6日、GKシュミット・ダニエルの完全移籍加入を発表 [写真]=Getty Images
名古屋グランパスは6日、ヘント(ベルギー1部)からGKシュミット・ダニエルを完全移籍で獲得したことを発表した。
クラブ史上3代目(固定制以降)の“1番”を背負ったGKランゲラックが去った後、カタールW杯の日本代表戦士でもある身長197cmの大型守護神が到着した。1992年2月3日生まれのシュミット・ダニエルは現在32歳。“ダン”の愛称で親しまれる同選手は、ベガルタ仙台でプロキャリアを始めると、ロアッソ熊本と松本山雅FCへのレンタル移籍を経て、2019年夏にシント・トロイデンに加入。在籍4シーズン半でクラブ公式戦通算114試合に出場すると、今冬から同じくベルギーのヘントでゴールマウスを守っていた。
2018年11月にデビューを飾った日本代表では通算14キャップを保持するシュミット・ダニエル。Jリーグ開幕から30年余り、伊藤裕二、楢﨑正剛、ランゲラックとほぼ3人で回してきた名古屋グランパスの守護神の系譜を受け継ぐ“ダン”は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「皆さん初めまして。このたび、名古屋グランパスに加入することになりましたシュミット・ダニエルです。この歴史あるクラブのエンブレムを背負って闘えることをとても光栄に思います。名古屋のGKを務めることの責任の重さは自分が想像している以上のものだと思います。それに相応しいGK、相応しい人間になれるように日々努力していきたいと思います。このチームにタイトルをもたらすことができるように自分の持っている力を最大限注ぎ、シーズンが終わった時に皆さんと喜べるように頑張ります。グランパスファミリーの皆さんの声援を受けてプレーするのをとても楽しみにしています」
By サッカーキング編集部
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