初の海外移籍が決まった保田堅心(画像は2023年3月) [写真]=Getty Images
ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のヘンクは現地時間8日、大分トリニータからMF保田堅心を期限付き移籍で獲得したことを発表した。
すでに日本時間8日に大分側から移籍が発表されていたが、ヘンクも保田の獲得を発表。「買い取りオプション付き」の期限付き移籍となり、セカンドチームであるヨング・ヘンクに加入することが決定した。
契約に際し、ヨング・ヘンクのテクニカルコーディネーターを務めるスタイン・ヘルダーマンス氏は、「堅心を迎えることができて大変嬉しく思います。私たちは長期間、彼に注目してきました。『6番』または『8番』の役割で、私たちのサッカー哲学に完璧にフィットする選手です。残りのシーズンですぐに彼を起用できることを期待しています」とコメントを発表。
ヘンクのスカウト部門は、保田を「大きな可能性を秘めた選手」と見ているとし、「ベルギーのプロサッカーのレベルにすぐに適応し、ヨング・ヘンクのチャレンジャー・プロ・リーグ(ベルギー2部)残留に向けた戦いで、重要な役割を果たすことを期待している」とクラブ公式サイトに掲載した。
2005年3月5日生まれで現在19歳の保田は、サガン鳥栖U-15から大分ユースへ加入し、2021年8月に16歳でトップチームデビューを飾った。2023シーズンから中盤の主力に定着し、ここまで公式戦通算77試合で7ゴール1アシストをマーク。昨シーズンは明治安田J2リーグで31試合出場4ゴール1アシスト、天皇杯で1試合出場1ゴール、JリーグYBCルヴァンカップで1試合出場という成績を残した。また、各年代の日本代表としても活躍。2023年3月にはAFC U-20アジアカップウズベキスタン2023に臨むU-20日本代表のメンバーに名を連ね、3試合に出場している。
By サッカーキング編集部
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