オンラインでの入団会見を行ったシント・トロイデンのFW小森飛絢[写真=STVV]
ジェフユナイテッド千葉からシント・トロイデンに期限付き移籍を果たしたFW小森飛絢が16日、オンラインでの入団会見を実施し、新天地での意気込みなどを語った。
会見の冒頭で小森は、「いち早くチームに馴染んでゴールでチームに貢献できるように頑張ります」と挨拶。昨季のJ2で23得点(38試合出場)を奪って得点王とMVPに輝いた“点取り屋”らしく、「自分の特徴はゴールを決めること」「ゴールやアシストなど目にみえる結果で日本のサポーターの皆さんに良いニュースを届けられれば」と意気込んだ。
また、このタイミングでの海外挑戦を決意した理由については「目標に近づくためのステップアップ」と語り、その目標については「もっともっとビッグなクラブに行くことと、日本代表を背負ってワールドカップに出場して活躍したい」とコメント。シント・トロイデンから羽ばたき、現在はプレミアで活躍する日本代表DF冨安健洋(アーセナル)や同MF遠藤航(リヴァプール)といった“先輩たち”の後に続く姿を思い描く。
今回の移籍は6月末までの期限付きであることに加え、チームは現在、残留争いの真っ只中にある状況。個人としてもチームとしても結果が求められるなか、「めちゃくちゃワクワクしている。早く試合に出てゴールを決めたい」と意欲を見せ、「自分のゴールでチームを救えればいい」と主張。今季の目標には「二桁得点」を掲げた。
シント・トロイデンを救う“ヒーロー”となり、欧州でのさらなる“ステップアップ”を成し遂げ、この会見の中で何度も口にした「ビッグな選手になる」ための足掛かりとすることができるのか——。小森の出場が期待されるシント・トロイデンの次戦(スタンダール・リエージュ戦)は、19日の26:30試合開始予定となっている。
By サッカーキング編集部
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