オールドファームでネットを揺らした(左)前田大然と(右)旗手怜央 [写真]=Getty Images
セルティックに所属する日本代表FW前田大然と同MF旗手怜央が伝統の一戦で結果を残した。
スコティッシュ・プレミアシップ第30節が16日に行われ、セルティックはライバルであるレンジャーズとの“オールドファーム”に臨んだ。ここまでリーグ戦でわずか2敗と安定した戦いを見せているセルティックだが、開始早々の4分にニコラス・ラスキンに先制点を献上。37分にはモハメド・ディオマンデにネットを揺らされ、2点ビハインドで前半を折り返した。
後半開始早々の49分、相手GKのキックを中盤で旗手がカットし、左に開いた前田が起点を作る。細かくパスを繋ぎながら右サイドへ展開すると、ジョタが上げた柔らかいクロスにファーサイドの前田が反応し、高い打点のヘディングシュートを叩き込んだ。前田のリーグ戦4試合連続、今シーズンの公式戦通算28得点目となるゴールでセルティックが反撃の狼煙を上げる。
攻勢を強めるセルティックは74分、相手を押し込んだ状態でボールを保持すると、ルーク・マッコーワンがボックス手前右から前方へスルーパスを供給。斜めのランニングで抜け出した旗手が右足ダイレクトでゴール左下隅に流し込み、試合を振り出しに戻した。旗手にとっては今シーズンの公式戦通算8ゴール目となっている。
しかし、セルティックは最終盤の88分に勝ち越しゴールを献上。試合は2-3で終了し、敵地に乗り込んだレンジャーズが勝ち点「3」を獲得している。セルティックにとってはリーグ戦3試合ぶりの黒星となった。次節、セルティックは29日にホームでハーツと対戦する。
【スコア】
セルティック 2-3 レンジャーズ
【得点者】
0-1 4分 ニコラス・ラスキン(レンジャーズ)
0-2 37分 モハメド・ディオマンデ(レンジャーズ)
1-2 49分 前田大然(セルティック)
2-2 74分 旗手怜央(セルティック)
2-3 88分 ハムザ・イガマネ(レンジャーズ)
By サッカーキング編集部
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