セルティックで活躍を見せている前田大然 [写真]=Getty Images
セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、日本代表FW前田大然との新契約締結を目指して交渉中であることを明かした。28日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在27歳の前田は、山梨学院出身で2016年に松本山雅FCへと加入。2019-20シーズンにはポルトガルのマリティモへの期限付き移籍も経験した。2020年夏に横浜F・マリノスに移籍した後、2022年1月からセルティックでプレーしている。
今季はここまでスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)で27試合出場13ゴール7アシストをマークするなど、公式戦42試合出場で28ゴール9アシストを記録する好パフォーマンスを披露している。この活躍から、今夏の移籍市場ではビッグクラブへの移籍の可能性も注目されている。
そんな前田はセルティックとの現行契約を2027年5月31日まで残しているなか、ロジャーズ監督は「その可能性があるなら、もちろん」と新契約締結を目指していることを明かした。
「私は(大株主の)ダーモット(・デスモンド氏)やクラブ、選手とも話をした。将来的にそれが実現することを願っている。彼は今シーズン、素晴らしい活躍をしてくれている。どこでどのようにプレーしたとしても、彼は素晴らしいシーズンを過ごした。だから、最高の選手の1人と契約したいのは当然だ」
「彼はとても幸せだと言ってくれること以外、多くを語ってはくれない。だが、聞いてほしい。私は幻想も抱いていない。カラム・マグレガーのように活躍する選手は少ないし、ジェームズ・フォレストのようにここで一生を過ごす選手もいる」
「特に世界の他の地域から来た選手の中には変化を望む選手もいるかもしれない。それはセルティックやクラブ、サポーターとは何の関係もない。ただの人生だ。だから、私にできることは彼がここにいるかどうかを判断するだけだ」
「彼はここで素晴らしい活躍をしている。今でもクラブと良好な契約を結んでいるが、彼はここでトップの選手の1人に成長したので、彼のためにそれを改善しようという話し合いはあった」
「彼はすべての報酬を受け取るに値している。クラブとしては彼にはもっと多くの報酬が相応しいと感じている。だから、そうしたいと思っている。しかし、もちろんそれは双方にとってうまくいくものでなければならない」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト