首位セルティックを率いるロジャーズ監督[写真]=Getty Images
セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が今夏の移籍市場での戦力刷新を示唆した。11日、イギリス『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。
日本代表FWの前田大然とMF旗手怜央が所属するセルティックは、スコティッシュ・プレミアシップ（スコットランド1部）で首位を快走。6日に行われた第32節セント・ジョンストン戦では、最下位相手に0－1とまさかの敗戦を喫したものの、2位レンジャーズには勝ち点差「13」のリードを保っている。
2025年に入り、リーグ戦ではすでに4回の敗北を記録したセルティック。今シーズンの優勝は近づいているが、ロジャーズ監督はスコットランド王者の座を守り続けるためにも、「変化が必要だと思う」とコメント。次のように語り、今夏の移籍市場でメンバーを入れ替えることを示唆した。
「チームに新鮮さ、新しいエネルギーが生まれれば、選手たちの中にある自己満足感は薄れていくだろう。そのため、夏に向けてチームに挑戦できる選手を連れてくるつもりだ。それはどのチームでも当然のことだし、シーズン終盤の成績がどうあれ、我々はクラブを成長させたいと思っている。チームには競争が必要だ」
また、今冬には日本代表FW古橋亨梧がチームを退団し、レンヌ移籍を果たした。その後釜となるセンターフォワードを獲得しなかったことについては、「みんなそれぞれの意見を持っているだろうし、私は当時、『ストライカーがほしい』と、言った」と語り、補強を望んでいたことを明らかにすると、「我々が夏に、いかにチームを強化したか見てほしい。現状に満足することはないし、常に前進したいと思う」と、来シーズンに向けて現状のスカッドに手直しを加えることを、改めて強調している。
By サッカーキング編集部
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