6日にコパ・アメリカ初戦を迎えるチリ代表はピッチ外でも“戦い”に臨んでいるようだ(写真は昨年11月) [写真]=LatinContent/Getty Images
コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016に参戦し、6日にアルゼンチン代表との初戦を迎えるチリ代表。それに先駆けて、ピッチ外でもう一つの戦いが繰り広げられた。チリ紙『テルセラ』電子版が伝えている。
代表チームが宿泊するサンノゼのホテルに、チリサッカー連盟のアルトゥーロ・サラー会長とアンドレス・ファシオ副会長、同国プロサッカー連盟のディレクターを務めるフアン・カルロス・シルバ氏が訪問。代表チームからはGKクラウディオ・ブラボ(バルセロナ)、DFガリー・メデル(インテル)、MFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン)、DFゴンサロ・ハラ(ウニベルシダ・デ・チリ)、FWマウリシオ・ピニージャ(アタランタ)、MFジャン・ボセジュール(コロコロ)が参加し、会談が行われた
議題に上ったのは、今大会に参加したことによって南米サッカー連盟(CONMEBOL)から支給される賞金の、連盟側と選手側の配分について。
選手側は当然ながら高配当を要求しているが、連盟側は2018年ロシア・ワールドカップ出場権を手にした場合にボーナスを支払うという決定事項を盾に取り、少しでも選手への分配率を抑えようと目論んでいる。
アフリカの代表チームなどは、ビッグトーナメントに参加する際にボーナスを巡ってチームと連盟が対立することがよく起こるのだが、果たしてチリの連盟と選手側は、どのような合意に達するのだろうか。
By サッカーキング編集部
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