ベネズエラ戦の観戦に訪れたウルグアイ代表サポーター。勝利の美酒を味わうことはできなかった [写真]=Getty Images
9日に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016グループステージ第2節でベネズエラ代表に0-1と敗れ、まさかの2連敗でグループステージ敗退となってしまったウルグアイ代表。
試合が行われたペンシルベニア州フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・スタジアムには多くのウルグアイ人サポーターが詰めかけ、会場周辺では「ウルグアイならでは」の光景が見られた。ウルグアイの情報サイト『テンフィールド・プント・コム』が伝えている。
試合は現地時間20時30分キックオフだったが、ウルグアイ人サポーターはその5時間半も前に会場に集結。駐車場に車を止めると、同国の名物料理であるアサード(ウルグアイ風のバーベキュー)の準備をし、牛肉を焼き始めたのである。
牛肉が炭火で焼かれる匂いが立ち込める中、ウルグアイ人たちは準備した肉をすべて食べ切り、意気揚々とスタジアムへ足を踏み入れたのだった。
これでウルグアイ代表が勝利すれば大満足だったのだが、すでにお伝えしたとおりまさかの敗戦。アサードで腹ごしらえしたウルグアイ人サポーターたちが勝利の美酒に酔いしれることはなかった。
By サッカーキング編集部
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