パナマ戦に出場したディ・マリア。負傷で43分にエリック・ラメラとの交代を強いられた [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
アルゼンチン代表は、10日に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016のグループステージ第2戦で、パナマ代表に5-0と快勝した。途中出場したFWリオネル・メッシがハットトリックを決めたことは、アルゼンチンにとってグッドニュースだが、一方でバッドニュースも飛び込んできた。メキシコの大手テレビ局『テレビサ』が伝えている。
この試合では、先発出場したMFアンヘル・ディ・マリアが右足太ももを痛め、前半途中で交代。診断の結果、「グレード1の右足内転筋断裂」と診断され、全治までには最低でも2週間程度かかるという。「グレード1」とは3段階ある程度の中では最も軽いもので、筋肉の浅い層が傷つき、痛みがある状態を指す。
今回、ディ・マリアは全治2週間となっているが、この診断どおりに復帰できたとしても、出場できるのは6月27日の決勝戦のみとなってしまう。メッシが欠場した初戦のチリ代表戦でハイパフォーマンスを見せていたディ・マリアの負傷離脱は、アルゼンチンにとってあまりに大きな痛手だ。
ちなみに、ディ・マリアは2014年ブラジル・ワールドカップでも大会期間中に負傷し、準々決勝と決勝を欠場している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト