ボリビアは後半アディショナルタイム10分にPKをビダルに決められ、1-2で敗れた [写真]=LatinContent/Getty Images
ボリビアのエボ・モラレス大統領が、10日に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016の結果について不満を爆発させた。
同試合、ボリビア代表はチリ代表と対戦。46分にMFアルトゥーロ・ビダル(バイエルン)のゴールでチリが先制したが、61分にはMFジャスマニ・カンポス(カーズマSC)が見事なFKを決めてボリビアが同点に追いつく。一進一退の攻防が繰り広げられ、引き分けの可能性が高まる中、後半アディショナルタイム10分にビダルがPKを決めてチリが2-1と競り勝った。
しかし、アメリカ人のジャイル・マルーフォ主審が10分ものアディショナルタイムを取ったことや、チリの決勝ゴールとなったPKにつながるファウルの判定が微妙なものだったことから、モラレス大統領は自身のツイッターアカウントで以下のようにツイートし、怒りをあらわにした。
「我々の代表チームを祝福したい。彼らは見事な戦いを見せてくれた。残念なことに、引き分けという結果は盗まれてしまったがね」
Felicidades a nuestra selección de fútbol, excelente batalla. Infelizmente nos robaron el empate. #CopaAmerica
— Evo Morales Ayma (@evoespueblo) June 11, 2016
モラレス大統領は生粋のサッカー好きとして知られ、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏らとも親交がある。現在はコチャバンバの病院に入院中だが、理由は病気などではなく、1週間前にサッカーの試合に出場し、左ひざを負傷して手術をしたためである。
すでにグループステージ敗退が決定してしまったボリビア代表だが、14日のアルゼンチン代表戦では大統領を熱狂させるようなプレーを見せることができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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