疑惑の"神の手”ゴールについて語ったルイディアス [写真]=Getty Images
13日に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016のグループステージ第3節で、ブラジル代表がペルー代表に0-1で敗れる大波乱が起きた。
ブラジルはこれで3位に転落し、29年ぶりとなるグループステージ敗退。国内ではドゥンガ監督やチームに対する大きな批判が巻き起こっているが、もう一つ議論となっているのが、75分にペルー代表FWラウール・ルイディアスが挙げた決勝ゴールのシーン。
右サイドを突破したMFアンディ・ポロがクロスを上げ、ゴール前に走り込んだルイディアスが合わせて奪った得点だったが、この時にボールがルイディアスの手に当たっているように見え、ゴールを認定するまでに審判団が数分間にわたって審議をする場面もあった。
このシーンについて、ゴールを決めたルイディアス本人のコメントをコロンビア紙『エル・ティエンポ』が伝えている。
ルイディアスは問題のシーンを振り返って、「ボールは僕の太ももに当たった。抗議が起こるだろうな、というのもすぐに分かった。主審の決断を待つしかなかったが、運命は僕らに味方してくれたね」とコメント。
一方、間近でこのプレーを目撃していたブラジル代表DFミランダは、「ボールは手に当たった。審議になったけど、『ファウルは無かった』と言われた。これで勝ち進むチャンスを失ってしまった。これがサッカーだ。時々、このようなことが起こるし、起こらないこともある」と振り返っている。
By サッカーキング編集部
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