アルゼンチン代表通算54得点目となるゴールを喜ぶメッシ [写真]=LatinContent/Getty Images
コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016の準々決勝が18日に行われ、アルゼンチン代表はベネズエラ代表と対戦し、4-1で勝利を収めた。この試合でバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが代表通算54得点目を挙げて、ガブリエル・バティストゥータ氏が持つ最多得点記録に並んだ。メッシは試合後にインタビューに応じ、スペイン紙『アス』がコメントを伝えている。
ベネズエラ戦で今大会初先発となったメッシは、開始早々の8分にエリア内右に走り込んだゴンサロ・イグアインへ浮き玉のパスを供給し、早速先制点をアシスト。2点リードの60分にニコラス・ガイタンとのパス交換からチームの3点目を決めると、71分にはMFエリック・ラメラの得点をお膳立て。3得点に絡む活躍でアルゼンチンの準決勝進出に貢献した。
メッシは、アルゼンチン代表通算最多得点記録について「バティに並べたことは嬉しく思っているよ。でも、僕たちの頭の中にあるのは決勝へ進むことで、コパのタイトルを強く望んでいる」と、個人の記録よりもチームのタイトル獲得が大事だと強調した。
さらに「一歩前進できたことは重要だ。相手が攻めてきた15分くらいを除いて、僕たちは良いプレーができた。2大会連続で決勝に進むのは簡単ではないけど、僕たちはいつも勝ちたいと思っているんだ」と続け、準優勝に終わった前回大会の雪辱を誓った。
アルゼンチンは、21日に行われる準決勝でアメリカと対戦。中2日でこの一戦を迎えるアルゼンチンにとって、開催国との対戦は難しい試合となることが予想される。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト