アルゼンチンの「10番」メッシは、悲願のA代表タイトル獲得なるか [写真]=LatinContent/Getty Images
アルゼンチン代表は26日にコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016の決勝戦でチリ代表と対戦する。試合に向けたFWリオネル・メッシ(バルセロナ)のコメントを、ドイツメディア『DW』が25日に伝えている。
23日に誕生日を迎え29歳になったばかりのメッシは、これまでの選手人生で30個のタイトルを獲得してきた。リーガ・エスパニョーラやチャンピオンズリーグなど、クラブチームでの優勝が28回。これに加え2005年のU-20ワールドカップと、2008年の北京オリンピックを制覇している。しかし、A代表でのタイトルはつかむことができていない。
アルゼンチンは、優勝候補として挑んでいる今大会、順当に勝ち上がってファイナル進出を果たした。2014年のブラジルワールドカップとコパ・アメリカ2015では決勝で敗れているが、1993年以来のメジャータイトル獲得に向け、昨年のファイナルでPK戦の末に敗北を喫したチリへのリベンジを図る。
メッシは「3回連続で決勝に来れるなんて、感動的だ。欲しかったトロフィーを掲げられることを願っているよ」と3度目の正直を目指すとコメントし、「僕たちはあれから1年間一緒にやってきて、チームとして強くなったし、いろんな面で成長してきたんだ」と、前回大会決勝からの日々を振り返った。
今大会、腰の負傷が影響してグループステージ3試合ではいずれもベンチスタートだったメッシ。しかし第2節のパナマ戦では途中出場からハットトリックを達成するなど、限られた出場時間で存在感を示している。21日の準決勝アメリカ代表戦では鮮やかなフリーキックでネットを揺らし、自身のアルゼンチン代表ゴール数を55として、ガブリエル・バティストゥータ氏の持っていた最多記録を更新した。
クラブチームでは数々の栄光を手にしてきた世界屈指のフットボーラーは、自身のコレクションに31個目のトロフィーを加えることができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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