チリ戦で後半途中からプレーしたアグエロ [写真]=Getty Images
アルゼンチン代表の数名が代表引退を考えている。同国メディア『La Nacion』などが伝えた。
26日にコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝でチリ代表と対戦したアルゼンチン。互いに1名ずつの退場者を出す激しい試合は、PK戦の末にチリが制した。
試合後、PKを外したバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが同国代表引退を示唆する発言を残した中、さらに複数の選手も代表から退く考えを持っていることが明らかになった。
試合後、チリとの決勝に後半途中から出場したマンチェスター・Cに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロがコメント。「代表を去ろうと考えている選手が何人かいる」とメッシ以外にもアルゼンチン代表から引退する意向の選手がいることを明かした。同メディアによると、発言したアグエロに加え、バルセロナ所属のMFハビエル・マスチェラーノ、ナポリ所属のアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインと考えられている。
さらにアグエロはチリ戦を「僕たちにとって最悪の敗戦だった」と振り返り、ロッカールームでのメッシの様子についても言及。「僕が今までレオ(メッシ)を見た中で、最悪の姿だった。とても意気消沈していたよ」と落胆した状況を説明した。その上で、「彼を戦犯にはできない。彼はここに来るためにできることを全てした」とメッシを擁護した。
「僕らは今、休む必要がある。他のことを考えてから前へ進む」と気分転換の必要性を訴えたアグエロ。代表引退についての明言は避けたが、今後の発言に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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