アルゼンチン代表で長らく10番を背負ってきたメッシ [写真]=LatinContent/Getty Images
26日のコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝の終了直後、ミックスゾーンで記者に対してアルゼンチン代表からの引退を示唆したFWリオネル・メッシ。
国民的英雄であるディエゴ・マラドーナ氏から直々に“後継者”に指名され、彼が背負った10番をつけてプレーし続けたメッシにとって、やはり「10」は縁深い数字だったようだ。コロンビア紙『エル・ティエンポ』電子版が報じている。
メッシがアルゼンチン代表デビューを飾ったのは、2005年8月17日、ハンガリーとの親善試合でのことだった。
後半途中からピッチに立ち、わずか40秒後に相手へのひじ打ちで一発退場になるというほろ苦いデビュー戦だったが、メッシはその後、押しも押されもせぬ代表のエースに成長。コパ・アメリカ決勝までに通算113試合に出場し、ガブリエル・バティストゥータ氏が持っていた通算最多得点記録を更新する55ゴールを記録した。
このまま正式に代表引退となれば、メッシの代表ラストマッチは2016年6月26日となるが、計算するとメッシの代表での活動期間はちょうど「10年10カ月10日」となる。
もちろん単なる偶然でしかないが、メッシはやはり10番を背負うにふさわしい人物だったと言えるだろう。
By サッカーキング編集部
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