ウルグアイメディアが日本代表に言及 [写真]=Getty Images
17日に行われたコパ・アメリカ2019のグループC第1節でチリ代表に0-4と完敗を喫した日本代表。次節の対戦国であるウルグアイのメディア『エル・オブセルバドール』が同試合を論評した。
「油断してはならない。チリ代表は日本代表を4-0で下したものの、日本代表は時間帯によっては素晴らしいプレーを見せていた」との見出しを付けた同メディアは「日本代表は最初の30分間素晴らしいプレーを見せており、スピードを生かした素速い攻撃を見せていた」と試合を振り返った。
また、久保建英、上田綺世、中島翔哉のプレーについてもコメント。「タケフサ・クボは観客の注目を集めた。シュートの起点となり、素速いドリブルを見せ、効果的なパスを配給し、危険なエリアに顔を出せていた。アヤセ・ウエダは何度も相手ゴールに迫って脅威となり続けた。ショウヤ・ナカジマは左サイドの攻撃を活性化させ、9分にはエリア外から強烈なシュートを放っている」と記し、前述の3選手が攻撃時にインパクトを残していたと伝えている。
ポジティブな面についてだけでなく、ネガティブな面にも同メディアは注目。「2-0となった状況で、日本は素晴らしいチャンスを作った。しかし、ウエダとクボがシュートを外した」と、試合結果を分けたミスに言及すると「チリが大量得点を奪って試合が終わったのは事実だ。しかし、2つのミスがチリを優位な状況とした。日本を油断してはならない」と分析。上記の2つ以外にも多くのチャンスを作り出しながらも、決め切ることができなかったという日本代表の課題を指摘している。
初戦を落とした若き日本代表は、優勝候補のウルグアイ代表相手に“ジャイアントキリング”を起こすことはできるのか。注目の一戦は日本時間21日8時にキックオフを迎える。
By サッカーキング編集部
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