コパ・アメリカ2021はブラジルでの開催が決定 [写真]=Getty Images
南米サッカー連盟(CONMEBOL)は5月31日、コパ・アメリカ2021をブラジルで開催することを発表した。
コパ・アメリカは本来なら2020年夏にコロンビアとアルゼンチンで共同開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により1年延期。新たな日程は2021年6月13日〜7月10日に決まっていたが、コロンビアは4月から続く反政府デモや暴動が激化した影響により、5月20日に開催を断念。さらに、残っていたアルゼンチンも大会開幕まで約2週間の5月30日に新型コロナウイルス感染拡大を理由に開催見送りとなった。
大会直前に開催地が未定となったため、中止の可能性も報じられていたが、2大会連続でブラジルで開催されることが決まった。CONMEBOLの公式サイトによると、アレハンドロ・ドミンゲス会長がブラジルサッカー連盟(CBF)のロジェリオ・カボクロ会長に開催可否を確認。そして、CBFが行った要請をブラジル政府が承認したため、正式に同国での開催が決まったという。なお、開催都市や日程は決定次第、発表される。
CONMEBOLのドミンゲス会長は「ブラジル政府が南米サッカーにおける重要なタイミングに迅速な対応力と意思決定能力を示してくれました」と感謝し、「ブラジルは安定した時期を過ごしており、このような大規模な大会を開催するための実績あるインフラと豊富な経験を持っている」とコメントした。
By サッカーキング編集部
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