アルゼンチン代表のメッシ(中央)とディ・マリア(右) [写真]=Getty Images
アルゼンチン代表としてコパ・アメリカ2021を戦い、同国の28年ぶりとなる同大会優勝に大きく貢献したFWアンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン/フランス)が、ブラジル代表との決勝戦の前にFWリオネル・メッシ(無所属)とかわした会話の内容を告白した。20日に、アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』が報じている。
10日に行われたコパ・アメリカ2021決勝では、南米を代表する両雄が激突した。28年ぶりの優勝を狙うアルゼンチン代表と大会連覇を狙うブラジル代表という構図になった一戦は、前半22分に自陣からアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリード/スペイン)が右サイド裏へロングボールを送ると、ブラジル代表DFレナン・ロディ(アトレティコ・マドリード/スペイン)が処理しきれず、ディ・マリアにボールが渡る。フリーでペナルティエリア内へ侵入したディ・マリアは飛び出した相手GKの位置を見て冷静にループシュートを決め、アルゼンチン代表が先制に成功した。後半に入ると、アルゼンチン代表はブラジル代表の反撃を受ける。52分にはゴールネットを揺らされて同点に追いつかれたかに思われたが、オフサイドの判定でノーゴールとなり肝を冷やす。その後は、最後までブラジル代表の猛攻を凌ぎきり、1-0で悲願のタイトル獲得を成し遂げている。
アルゼンチン代表にタイトルをもたらす貴重な決勝ゴールを決めたディ・マリアは、『ラ・ナシオン』の取材でコパ・アメリカ2021の戦いを回顧。決勝戦の前にメッシとかわした会話の内容を明かした。
「ブラジル代表との決勝戦を控えたレオ(・メッシ)が、僕に何て言ったと思う?『ここまで来たら、今度こそ何が何でも勝たなければならない』って言ったんだ。そして、レオは宣言どおりに優勝した……。彼はすでに世界最高の選手だし、そのキャリアを終えるまで世界最高であり続けるだろうね」
「レオはどうしても欲しかったタイトルを獲得することができたんだ。それによって“非難の声”と“やり残したこと”は過去のものとなった。もう誰も、彼のことをとやかく言えないさ。それが何よりじゃないか。彼のためにも、彼の家族のためにも、とても幸せなことなんだから」
ディ・マリアの告白により、あらためてメッシがアルゼンチン代表としてタイトルを獲得することに賭けていた事実が明らかとなった。
By サッカーキング編集部
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