左からアルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督、GKエミリアーノ・マルティネス、DFクリスティアン・ロメロ[写真]=Getty Images
アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督、GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ)、DFクリスティアン・ロメロ(トッテナム)が、コパ・アメリカ2024の開幕戦のピッチに苦言を呈した。21日、アルゼンチンメディアの『オレ』などが報じた。
コパ・アメリカ2024の開幕戦となるグループA第1節がアメリカのアトランタで20日に行われ、アルゼンチン代表はカナダ代表と対戦。前半はカナダ代表の統制が取れた守備からの鋭いカウンターに苦しめられるも、後半にFWフリアン・アルバレス(マンチェスター・シティ)とFWラウタロ・マルティネス(インテル)がゴールを決め2-0で勝利した。
その試合後の記者会見で、スカローニ監督は「(1-2で敗れたFIFAワールドカップカタール2022の)サウジアラビア代表との試合に似ていた。違いは、サウジアラビアとの試合はピッチ状況が良かったということだ。今日の試合に勝てて良かったよ。さもなければ、言い訳になってしまうからね。私たちは7カ月前からここでプレーすると知っていた。けれど、2日前に芝が張り替えられたんだ。ピッチ状態はこのレベルの選手たちに見合ったものではなかった」とピッチ状態が好ましいものではなかったと明かした。
また、マルティネスは「ピッチ状態は悲劇的だった。そのせいで苦労したよ。もっとゴールを決められたと思うけれど、ボールが転がる代わりに跳ねるんだ。前半にFWアンヘル・ディ・マリア(ベンフィカ)がGKと1対1の場面を決められなかった場面があったよね?あれは、ピッチが悪いためにボールが足にうまくつかず(左利きであるにも関わらず)右足でシュートを打つことになってしまったからなんだ」と、芝生の状態が悪かったことがプレーに影響したことを説明した。
更にロメロも「ピッチコンディションはひどいものだった。このようなピッチでこの大会をプレーしないといけないなんて、嘆かわしいよ」と芝生の状態に苦言を呈した。
By サッカーキング編集部
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