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エクアドルが3得点で今大会初白星!…ジャマイカはM・アントニオの追撃弾及ばず連敗

2024.06.27

エクアドルがジャマイカを下し今大会初白星! [写真]=Getty Images

 コパ・アメリカ2024・グループB第2節が26日に行われ、エクアドル代表とジャマイカ代表が対戦した。

 ナショナルチームの南米王座を決めるコパ・アメリカは今回が通算48回目の開催。今大会は南米サッカー連盟(CONMEBOL)に加盟する10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)加盟の6カ国も参加している。現地時間26日にはグループBの第2節が行われ、ともに今大会初白星を目指すエクアドルとジャマイカが激突した。

 序盤から激しい球際の攻防が続くなか、主導権を握ったのはピエロ・インカピエやモイセス・カイセドらを擁するエクアドル。6分にカイセドのスルーパスからケンドリー・パエスに決定機が訪れると、13分にはインカピエが左サイドの敵陣深くからクロスを送る。これがブロックに入ったジャマイカのMFケイシー・パルマーに当たると、高く浮き上がったボールはそのままファーサイドネットへ吸い込まれ、早い時間で先制に成功した。

 リードを奪ったエクアドルはその後もカイセドが中盤で存在感を放ち、ジェレミー・サルミエントやジョン・イェボアら攻撃陣に次々とチャンスが到来する。ジャマイカに大きなチャンスを与えぬまま迎えた43分、パエスのFKに合わせたフェリックス・トーレス・カイセドのヘディングシュートが相手選手の腕に直撃。オンフィールドレビューを経てエクアドルにPKが与えられると、これをパエスが冷静に沈めリードを2点に広げた。

 2点ビハインドで後半を迎えたジャマイカは54分に左CKを獲得すると、パルマーの低いキックを収めたイーサン・ピノックが至近距離からシュートを放つ。これはDFにブロックされるも、こぼれ球をマイケル・アントニオが押し込み点差を縮めた。その後は目まぐるしく攻守が入れ替わる展開が続き、両チームがゴール前に迫るシーンを作る。72分、ジャマイカはCKからチャンスを作るも、シャマル・ニコルソンのヘディングシュートはカイセドにクリアされた。

 その後は互いにフレッシュな選手を次々と投入。1点リードのエクアドルがやや優勢のまま時計の針が進んでいく。迎えた90+1分、相手CKを跳ね返すと、ルーズボールを拾ったアラン・ミンダが独力でボックス内左へ持ち込み最後は右足でフィニッシュ。狙い澄ました一撃は右ポストを叩いてネットを揺らし、エクアドルが貴重な追加点を奪った。

 試合はこのまま3-1で終了し、エクアドルが今大会初白星を飾っている。対するジャマイカは連敗となった。次節は6月30日に行われ、エクアドルはメキシコ、ジャマイカはベネズエラと対戦する。

【スコア】
エクアドル代表 3-1 ジャマイカ代表

【得点者】
1-0 13分 ケイシー・パルマー(オウンゴール/エクアドル代表)
2-0 45+4分 ケンドリー・パエス(PK/エクアドル代表)
2-1 54分 マイケル・アントニオ(ジャマイカ代表
3-1 90+1分 アラン・ミンダ(エクアドル代表)

By サッカーキング編集部

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