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序盤から数的不利のアメリカが先制も…パナマに逆転を許して連勝ならず

2024.06.28

アメリカに逆転勝利を収めたパナマ [写真]=Getty Images

 コパ・アメリカ2024のグループC第2節が27日に行われ、パナマ代表アメリカ代表が対戦した。

 初戦でウルグアイ代表に1-3で敗れたパナマ代表と、ボリビア代表に2-0で勝利したアメリカ代表の一戦は、5分にセットプレーの流れからウェストン・マケニーがネットを揺らしてアメリカが先制したかに思われたが、直前のプレーがオフサイドと判定され、ゴールは取り消しとなった。

 すると、16分にはプレー中にロデリック・ミラーと接触したティモシー・ウェアがミラーの頭を後ろから殴ってしまい、一度はイエローカードが提示されたものの、オンフィールド・レビューの結果、レッドカードに変更となり、試合開始18分にしてアメリカは数的不利となった。

 それでも、22分には高い位置でボールをカットしたアントニー・ロビンソンとの連携から最後はフォラリン・バログンが左足を振り抜いてポストに当たりながら、ネットを揺らし、アメリカが先制に成功した。

 追いかける展開となったパナマだが、直後の26分にはセサル・ブラックマンがペナルティアーク付近から左足でゴールへと流し込み、試合を振り出しに戻して前半を折り返した。

 再び試合が動いたのは83分、右サイドからのクロスにホセ・ファハルドがダイレクトで右足を合わせてパナマが逆転に成功した。88分にはクリスティアン・プリシッチに危険なタックルを敢行したアダルベルト・カラスキージャにレッドカードが提示され、両チームは数的同数となったが、スコアはこのまま動かずタイムアップとなった。

 次節は7月1日に行われ、パナマはボリビアと、アメリカはウルグアイとそれぞれ対戦する。

【スコア】
パナマ代表 2-1 アメリカ代表

【得点者】
0-1 22分 フォラリン・バログン(アメリカ代表
1-1 26分 セサル・ブラックマン(パナマ代表
2-1 83分 ホセ・ファハルド(パナマ代表

By サッカーキング編集部

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