コパ・アメリカ史上2番目となる最年少弾を決めたパエス [写真]=Getty Images
来夏のチェルシー加入が内定しているインデペンディエンテ・デル・バジェに所属するエクアドル代表MFケンドリー・パエスが、コパ・アメリカ2024で史上2番目の最年少弾を記録した。
2007年5月4日生まれで現在17歳のパエスはインデペンディエンテ・デル・バジェの下部組織出身で、中盤でもウィングでもプレー可能なMF。今年2月に15歳でトップチームデビューを果たし、デビュー戦で得点を挙げて、エクアドル・セリエAの最年少デビュー記録と最年少得点記録を更新した。
すでに2023年6月にはチェルシーに加入することが決定。ヨーロッパへの移籍が可能となるのはFIFA(国際サッカー連盟)の規定で18歳の誕生日を過ぎた後になることから、来夏にチェルシーのトップチームに加入する予定となっている。また、昨年9月に16歳でエクアドル代表デビューを果たしているパエスは、現在開催されているコパ・アメリカ2024のメンバーにも選出され、10番を着用している。
そんなパエスは26日に行われたコパ・アメリカ2024のグループB第2節ジャマイカ代表戦に先発出場すると、1-0でリードして迎えた45+4分に冷静にPKを決めて追加点をマーク。88分まで出場し、3-1での今大会初勝利に貢献を果たした。
イギリスメディア『アスレティック』によると、17歳54日にしてコパ・アメリカ2024で初ゴールを決めたパエスは、1999年に元コロンビア代表MFジョニエル・モンターニョ氏が16歳171日でゴールを決めて以来、大会史上2番目の最年少ゴールを記録したことが伝えられている。
なお、同じく2025年7月のチェルシー加入が内定しているパルメイラスに所属するU-17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアンが23日の試合で得点した際に見せていたゴールセレブレーションに続いて、パエスもPKを決めた後に両肩をさするパフォーマンスを披露しており、両選手ともに同パフォーマンスを流行らせたチェルシーで活躍している同じ左利きのイングランド代表MFコール・パルマーを早くも意識していると見られている。
By サッカーキング編集部
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