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カバーニが寒さ厳しい道を歩く親子を送り届ける…「マタドールが助けてくれた」

2024.07.02

現在ボカ・ジュニオルスでプレーするエディソン・カバーニ[写真]=Getty Images

 アルゼンチンメディアの『オレ』は2日、ボカ・ジュニオルスに所属する元ウルグアイ代表エディンソン・カバーニが寒いなかバス停まで歩く親子を手助けしたと報じた。

 カバーニは6月30日、自身の車でボカのトレーニング施設から去る際に、現在冬を迎え気温が低いアルゼンチンのブエノスアイレスでバス停を目指し歩く幼い子供とその母親を発見。その親子に声をかけ車で送っていくと提案した。

 すると、カバーニに声をかけられた親子は大感激し、カバーニの申し出を受け入れ、帰宅後にSNSで、「マタドール(カバーニの愛称)が私たちを助けてくれた。ボカの練習場からバス停まで歩く必要がなくなった。ありがとう、マタドール。私の人生最高の瞬間の一つです」と感謝の気持ちを伝えた。

 なお、カバーニは5月末、ボカの練習場から車で帰宅する際、訪れた幼い子供の求めに応じてユニフォームにサインを記入したうえで、子供とその親が蚊に刺されないよう、車内にあった虫よけスプレーを親子のために噴霧している映像が話題になった。

 更に6月19日に行われたコパ・アルヘンティーナのアルミランテ・ブラウン戦では、カバーニが対戦相手の19歳のラウタロ・エリアスにユニフォーム交換を申し出た際に、エリアスが「実は、今日の試合が自分のデビュー戦なんです」と告白すると、デビュー記念のユニフォームを残したい19歳の心情を察知。エリアスのユニフォームの受け取りを辞退する一方で、自身のユニフォームはエリアスに渡して抱擁を交わすなどの相手を思いやった振る舞いが、アルゼンチンメディアで報じられていた。

 カバーニは2023年7月からボカ・ジュニオルスでプレーしており、同クラブの熱狂的なサポーターから絶大な支持を受けている。ピッチ外での人間性が称えられるだけでなく、2024シーズンはここまで公式戦20試合に出場して14ゴールと、37歳となった現在も活躍を続けている。

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By サッカーキング編集部

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