FW小森飛絢が千葉からシント・トロイデンへ [写真]=STVV
ジェフユナイテッド千葉は8日、FW小森飛絢がシント・トロイデン（ベルギー1部）へとレンタル移籍することを発表した。
シント・トロイデン側によると、レンタル移籍期間は2025年6月30日までの半年間で、背番号は『41』を着用することを併せて伝えている。
千葉から世界の“HERO”となる英雄譚が始まる。2000年8月6日生まれの小森は現在24歳。2023年に新潟医療福祉大学からジェフユナイテッド千葉に入団すると、J2リーグ開幕節V・ファーレン長崎戦での初ゴールを皮切りに、同シーズンのリーグ戦において日本人最多となる13得点を記録。背番号を『10』へと変更した昨シーズンも、嗅覚と決定力が冴わたる。第32節レノファ山口FC戦でハットトリックを達成した他、第28節から第30節にかけて3試合連続で1試合2得点と出色。最終的に、23得点でリーグ得点王、2年連続のベストイレブン、そしてリーグ最優秀選手賞と“個人賞3冠”を成し遂げていた。
プロデビューから2年間在籍したジェフユナイテッド千葉で、『37』を記録する、チームを救うゴールを積み重ねた小森。自身初の海外挑戦を前に、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「この度、シント=トロイデンVVへ期限付移籍で加入するが決まりました。プロキャリアをジェフユナイテッドという歴史あるクラブでスタートし、監督、スタッフ、かけがえのない仲間、そしてどんな時も一緒に戦い声を枯らして声援を送り続けてくれるファン・サポーターに恵まれ、非常に濃く楽しい2年間を送ることができたことに感謝します。ただ悔しい思い、辛い思いもたくさんありました。その思いは今後のサッカー人生の糧にしていきたいと思います」
「ジェフユナイテッド市原・千葉でプレーし、共に戦えたことは僕にとって大切な記憶であり、誇りです。皆さんが作ってくれた僕のチャントがフクアリに鳴り響くのが大好きでした。それは一生の宝物です。本当にありがとうございました。戦いの場は海外へと移りますが、今後も自分らしく全力でプレーし、勝利へ導くゴールを決め続けることをお約束します。引き続き応援よろしくお願いします。皆さん、行ってきます！」
また、シント・トロイデンにレンタル加入する小森は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。
「初めまして、小森飛絢です。シント=トロイデンVVの一員になれたこと大変嬉しく思います。この移籍は、僕のサッカー人生における目標を実現するための重要な一歩と捉えています。プロとして、常に最高のパフォーマンスでチームに貢献できるよう日々頑張ります。そして何より、伝統あるクラブのユニフォームに袖を通して戦えることをとても誇りに思います。シント=トロイデンVVに関わる全ての方にたくさんの勝利を届け、喜びを分かち合いたいと思います。応援よろしくお願いします！」
By サッカーキング編集部
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