富山第一を率いる大塚監督 [写真]=大木雄介
第92回全国高校サッカー選手権の決勝が、13日に国立競技場で行われ、富山県代表である富山第一と石川県代表の星稜が対戦。2-2で延長戦に突入した熱戦は、延長後半終了間際の109分に村井和樹の決勝点が生まれ、3-2で勝利した富山第一が大会初優勝を果たした。
試合後、富山県勢としても初となる大会制覇に導いた富山第一の大塚一朗監督は、以下のようにコメントしている。
「これまでいろんな人が携わってくれて、障がい者サッカーの人たちや学校の先生たちや理事長先生をはじめ、近所の方、父兄の方、OBの方…、いろんな人たちの支えがあってここまで来られたと思います。それと、富山県民の後押しがあったんだな、ということがすごく感じられて、本当に感謝しています」
―0-2からの逆転勝利だが?
「理事長先生も選手を信じろと言っていたので、最後まで信じていました」
―隣県、石川県代表との決勝となったが、北陸勢としての思いは?
「うちは、富山県の選手たちがほとんどなので、田舎の選手たちでもできるんだ、ということが証明できてよかったと思います」
―父としても主将、大塚翔との親子鷹での大会制覇だが?
「僕には99人(部員数)いると思っているので、みんなで、息子、娘たちと一緒に優勝旗を掲げているのを見たいと思います」
―母校の監督として、恩師でもある長峰俊之部長にも恩返しができたのでは?
「いろんなところで感謝しています。ありがとうございます」
―富山県民にメッセージを
「富山県民のみなさん、やりました!」