突然ふりだした雨の中対戦した、松山北と帝京第三 [写真]=安藤隆人
平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー(男子)の2回戦が3日に行われ、松山北(愛媛)と帝京第三(山梨2)が対戦した。
共に一回戦を勝利し、臨んだ2回戦。試合開始直前にこれまでの快晴から一変し、急に雨が降り出した。
降りしきる雨の中、前半は地元の帝京第三ペースとなった。開始早々の3分、ペナルティーエリアの外に出てボールを蹴り出そうとした、松山北のGK原田優太に対し、帝京第三のFW鳥居岳が猛然とプレス。原田のキックが鳥居の足に当たり、そのままGKの後ろへ転がった。鳥居はそのままスピードに乗って先にボールに追いつくと、無人のゴールに蹴り込んで、帝京第三が先制に成功する。これで勢いに乗った帝京第三は、14分にもDF松澤諒のクロスがそのまま入り、追加点。
後半、松山北もエースのFW清岡大祐を軸に反撃に転じ、47分に清岡がDF雲峰啓太のシュートのこぼれを押し込んで1点を返すが、直後の53分、カウンターから交代出場の帝京第三MF土屋守に決められ、万事休す。帝京第三が3-1で松山北を下し、3回戦進出を決めた。
帝京第三は4日に、3回戦で星稜(石川)と対戦します。
(取材・文=安藤隆人)
【得点者】
0-1 鳥居岳(帝京第三)
0-2 松澤諒(帝京第三)
1-2 清岡大祐(松山北)
1-3 土屋守(帝京第三)