決勝進出を決めた東福岡のメンバー [写真]=安藤隆人
平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー(男子)の準決勝が7日に行われ、東福岡(福岡)と青森山田(青森)が対戦した。
破竹の勢いで勝ち上がってきた東福岡が、この試合でも圧倒的な力を見せつけた。
立ち上がりからエンジン全開で挑むと、11分、スルーパスに抜け出したFW木藤舜介が先制弾を決める。24分、右を突破したMF増山朝陽の折り返しを受けたMF赤木翼が、冷静に流し込む。さらに赤木は33分に左からのパスを受け、ワンタッチで抜け出すと、3点目のゴール。前半で3-0というスコアで、試合は後半戦に。
後半は足が止まりはじめた東福岡に対し、青森山田が優勢に出る。59分、鮮やかなカウンターからMF松木駿之介が決めて、1点を返すが、前半の3点のビハインドはあまりにも多く、このままタイムアップ。東福岡が3-1で青森山田を下して、決勝進出を果たした。
東福岡は8日に、決勝で大津(熊本)と対戦する。2014年インターハイの決戦は九州対決となった。
(取材・文=安藤隆人)
【得点者】
1-0 11分 木藤舜介(東福岡)
2-0 24分 赤木翼(東福岡)
3-0 33分 赤木翼(東福岡)
3-1 59分 松木駿之介(青森山田)