昌平高校で新曲をサプライズ披露した大原櫻子
第93回全国高校サッカー選手権大会の応援歌を歌う大原櫻子が、同大会に埼玉県代表として出場する昌平高校をサプライズ訪問し、応援歌である新曲「瞳」を生徒にプレゼントした。
昌平高校は強豪校の揃う埼玉県予選を勝ち上がり、同校初の全国切符を手にした。今大会からは準決勝・決勝戦の舞台が国立競技場から埼玉スタジアム2002に移ったため、地元でのファイナル進出を目指していくが、20日に全校生徒による「激励会」が行われた。
激励会ではサッカー部の選手たちが檀上に上がると、全校生徒による校歌斉唱とともに、大会応援歌である「瞳」を生徒たちが披露。歌い終わると、突如スクリーンに大原櫻子のビデオメッセージが流れると、このことを知らなかった生徒たちはざわつく。さらに「今日の激励会で皆さん『瞳』を歌唱するとの話を聞きました。ありがとうございます。そんな話を聞いたら私も歌わずにはいられません!それでは歌いたいと思います!」とコメントが聞こえると、体育館内の生徒たちは大興奮。
全校生徒も知らなかったサプライズ出演を果たした大原櫻子は、「瞳」を歌い上げると、「こんなに沢山の方の前でこの歌を披露するのも初めてですし、選手の方の前で披露するのも初めてでした。皆さんと一緒にこの歌を広めて、思い出のある歌になってくれたら良いなと思います」とコメント。「最初は会場のエネルギーに圧倒されてましたが、私なりに一生懸命パワーを送りました。またこれから(大会の)試合が始まると思いますが、頑張って欲しいと思います」とエールを送ると、「自分の歌を目の前で大勢の方が歌ってるのは初めての経験で不思議な感じでした。しかも吹奏楽部の方は2日しか練習してないのにこのクオリティで驚きました。(大会は)2度とない試合であり、でもこれで終わりでもなくて、その後もまた色んなところで羽ばたける場所があると思うんです。いろいろな情熱が試合に組み込まれていると思うのですが、わたしも歌にいろんな情熱を込めて作ったので、この歌も高校サッカーも愛され続けてくれれば良いなと思います」と振り返り、感想を語っている。
大原櫻子は、2015年1月12日に埼玉スタジアム2002で行われる選手権の決勝戦でも、同曲を披露することになっている。