多木理音の決勝点でアルビレックス新潟シンガポールが4連勝を飾った
2015Sリーグ(シンガポールリーグ)第6節が8日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールとゲイラン・インターナショナルが対戦した。
3試合連続の完封勝利で波に乗るアルビレックス新潟シンガポールは、ゲイラン戦でも序盤から攻勢に出ると、開始早々の11分、早くも先制点が生まれる。
右サイドでボールを受けた河田篤秀がドリブルで突破するとマイナスへグラウンダーのクロスを上げると木暮郁哉がワンタッチでゴール前へ送る。すると相手GK前にうまく走りこんだ多木理音が左足で押し込みゴール。早速、リードを奪うことに成功する。
17分には、最終ラインからのフィードを右サイドで受けた河田篤秀が角度のないところから思い切り良くシュートを狙うも、これは相手GKの好守に阻まれてしまう。
さらに、36分には左サイドでボールを受けた多木理音がドリブル突破でペナルティエリア内深くまで進入すると左足でクロス、これが相手GKに当ってこぼれたところを走りこんだ山田幹也が右足で狙うもシュートはクロスバーを越えてしまう。
開始早々にリードを奪うとその後も終始試合を支配し続け前半を1-0で終える。
後半開始早々の47分、右サイドからドリブルで中に切り込まれてシュートを許してしまうとボールは野澤洋輔の手を弾きクロスバーに当たる。跳ね返ったボールがゴールライン上に落ちるも斉藤孝裕が掻き出し難を逃れる。
70分には中盤でボールを受けた河田篤秀が力強いドリブルでDFを振り切ると相手GKと一対一の決定機を迎える。しかし、右足アウトサイドでコースを狙ったシュートは戻ってきた相手DFに防がれてしまった。
その後も途中出場の長崎健人が決定的なシュートを放つなど攻め続けたが結局追加点は奪えず試合終了。多木理音が決めた1点を守り切り、日本人選手4人を擁するゲイランに競り勝ったアルビレックス新潟シンガポールは4試合連続の完封勝利で今季ホーム初勝利を飾った。
次節、アルビレックス新潟シンガポールは、ホームでヤングライオンズと対戦する。
【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール 1-0 ゲイラン・インターナショナル
【得点者】
1-0 11分 多木理音(アルビレックス新潟シンガポール)