決勝点を決めた神戸弘陵MF竹村 [写真]=小林浩一
2日、平成27年度第94回全国高等学校サッカー選手権大会の2回戦が行われ、長野県代表の都市大塩尻高校と兵庫県代表の神戸弘陵学園高校が対戦した。
都市大塩尻は2年連続4回目、神戸弘陵は2年ぶり9回目の出場となった今年度の選手権。ともに1回戦はシードのため、今試合が初戦となった。
立ちあがりは都市大塩尻のMF鮎沢涼、FW平林裕葉が起点となり、左サイドからチャンスをうかがう。25分、神戸弘陵のCKからカウンターを仕掛けると、平林が左サイドからシュートを放つもゴール右へ。両チーム無得点のまま試合を折り返した。
後半も序盤は都市大塩尻が決定機を作りだす。54分、左サイドからFW代田亮がクロスを送ると、MF吉森賢太が折り返すも中央の平林には合わない。59分には平林が高い位置で相手DFからボールを奪い取ってシュートまで持ちこむも、神戸弘陵GK鈴木悠太が片手で弾きだす。
チャンスを活かせずにいると、66分に神戸弘陵が一瞬の隙を突いた。FW土井智之が相手DFラインの裏を取ってボールを持つと、右サイドからそのまま強烈なシュート。クロスバーに当たって跳ね返ったボールを左サイドから詰めた1年生MF竹村史明が押しこみ、先制点を奪う。
終盤は都市大塩尻の猛攻が続くも、神戸弘陵が1点を守りきり、1-0で初戦突破を決めた。
なお、勝利した神戸弘陵は3日に行われる3回戦で國學院久我山高校(東京A)と対戦する。
【スコア】
都市大塩尻 0-1 神戸弘陵
【得点者】
0-1 66分 竹村史明(神戸弘陵)