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女王を破った優勝候補・常盤木が2回戦敗退…常葉橘にPK戦で敗れる

2016.01.04

 第24回全日本高等学校女子サッカー選手権大会2回戦が4日に兵庫県内で行われ、常葉橘(東海2位/静岡)と常盤木学園(東北1位/宮城)が対戦した。

 3大会ぶりの優勝を目指す常盤木学園は、1回戦で3連覇を狙う日ノ本学園(関西2位/兵庫)と対戦。昨年度の決勝と同一カードとなった一戦を1-0で制し、前回大会の雪辱を晴らした。一方、常葉橘は初戦で開志学園JSC(北信越1位/新潟)を1-0で破り、2回戦に駒を進めた。

 試合は序盤から互いにクロスバーを叩くチャンスを作ったが、得点は動くことなく前半が終了する。後半は常盤木学園が徐々にペースを掴んで相手ゴールに迫ったが、体を張って守る常葉橘のゴールを最後まで割ることはできず、試合は0-0のスコアレス。決着はPK戦に持ち込まれた。

 先攻の常葉橘が1人目を成功させたのに対し、常盤木学園は1人目が失敗する。その後、3人ずつ成功させて迎えた常葉橘の5人目が失敗。常盤木学園の5人目はしっかりと成功させて4-4まで持ち込み、サドンデスに突入する。互いに6人目が成功させ、続く7人目。常葉橘はしっかりと決めたが、常盤木学園は失敗に終わり、6-5で常葉橘が準々決勝進出を果たした。

 勝ち上がった常葉橘は、6日に行われる準々決勝で神村学園(九州1位/鹿児島)と対戦する。

【スコア】
常葉橘(静岡) 0-0(PK:6-5) 常盤木学園(宮城)

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