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力の差を感じた國學院久我山の主将DF宮原「1枚も2枚も上だった」

2016.01.11

東福岡戦にフル出場した國學院久我山のキャプテン宮原(中央) [写真]=瀬藤尚美

 第94回全国高校サッカー選手権大会の決勝が11日に埼玉スタジアム2002で行われ、東京A代表の國學院久我山は福岡代表の東福岡と対戦。0-5の大敗を喫し、初優勝には届かなかった。

 國學院久我山のキャプテンを務めるDF宮原直央は、「(東福岡が)1枚も2枚も上だった」と実力差を感じたようで、「(結果も)試合内容的にもそうでしたね」と完敗を認めた。

 それでも前半終了時のスコアは0-1。ハーフタイムの時点では「まだまだ自分たちにも勝機はある」と話していたという。しかし、後半が始まると、次の得点を決めたのは東福岡だった。「やっぱり一番大きかったのは2点目が早かったのかな」と失点を振り返り、「自分たちのミスからファウルを犯して、そのフリーキックを決められてしまった。自分たちが攻撃に転じようっていうところでの失点だったので」と東福岡の主将MF中村健人に決められた直接FKで、反撃の出鼻をくじかれてしまったことが試合を難しくしたと話した。

 それでも全く諦める気持ちはなく、「高校サッカーは特に2点差っていうのがひっくり返される試合が結構多かった。自分たちは攻撃で(点を)取れている部分もあるので、取りに行こうという話はしていた」と逆転を信じて反撃の機会をうかがっていた。しかし、67分に3失点目を喫すると、「本当に出ていくしかないっていう状況」になってしまい、手薄になった守備陣を突かれて失点が重なったと振り返り、敗戦の悔しさをにじませた。

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