関西大学は1月29日、元Jリーガーで同大学OBの前田雅文氏が2月1日付で監督に就任することを発表した。
前田氏は滋賀県の野洲高校から関西大に進学。在学中は、第22回ユニバーシアード競技大会に日本代表として出場して金メダル獲得に貢献し、特別指定選手として名古屋グランパスに登録されていた。
卒業後はガンバ大阪に加入し、Jリーグ初ゴールがJ1通算1万ゴール目のメモリアル弾となったことで話題を集めた。その後、ヴァンフォーレ甲府、ザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)を経て2011年に引退。2012年からは大阪学院大学サッカー部のコーチを務めていた。
関西大はこれまで、金園英学(ベガルタ仙台)や櫻内渚(ジュビロ磐田)などプロ選手を多数輩出しており、2015年は関西学生リーグ7位、関西学生サッカー選手権大会ベスト8の成績を残している。
なお、前任の島岡健太監督は1月末日で退任し、名古屋のコーチに就任する。