189センチのDF立田悠悟[写真]=安藤隆人
1998年に『中日本高校サッカースーパーリーグ』の名称で開催され、今年で19回目を迎えるスーパーリーグ。今年度のジャパンユースプーマスーパーリーグ(JYPSL)には、トップ43チーム、セカンド37チームが参加。2015Jユースカップ第23回Jリーグユース選手権大会優勝の浦和レッズユースをはじめ、名古屋グランパスU18、國學院久我山高校、星稜高校など全国各地の強豪が集結している。トップ・セカンドともに4つのリーグに分かれ、熱い戦いを繰り広げている。その中で、今大会の注目選手を紹介する。
【JYPSL/注目選手vol.1】DF立田悠悟(清水エスパルスユース)
189センチの高さを有する将来有望のセンターバックは、昨年精神的に大きく成長した。ステップと身体の向きの甘さで裏をとられることもあったが、平岡宏章監督は「この素材はなかなかない。クラブとしても育てていかなければいけない存在」と、我慢して試合を経験させ続けた。
第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では、彼がPKを失敗してチームが敗れるなど、悔しい想いを味わった。その結果、彼の中に自覚と責任感が生まれた。今年は1年生センターバックをリードする立場になり、その顔つきはより精悍さが増し、更なる飛躍が期待できる。
文=安藤隆人