先制点を決めたジャーメイン良(写真は9日の練習試合のもの)[写真]=佐藤博之
マレーシア・ジョホールバル遠征を行なっているデンソーカップ全日本大学選抜は14日、アルビレックス新潟シンガポールとトレーニングマッチを実施した。
この遠征2回目の練習試合を迎えた全日本選抜は、ジャーメイン良(流通経済大学)が1トップを務め、そのほかには名古新太郎(順天堂大学)、渡邉柊斗(東海学園大学)、鈴木準弥(早稲田大学)がスタメンに名を連ねた。相手の新潟シンガポールは、シンガポールリーグに所属し、現在首位に立っている。
15分に全日本選抜が幸先よく先制する。重廣卓也(阪南大学)からパスを受けたジャーメインの豪快なシュートがゴールネットを揺らした。前半を1点リードで折り返すして迎えた49分、ジャーメインが相手GKのミスを誘うと、1点目をアシストした重廣が追加点。スコールの影響で試合は一時中断されるものの、90分に途中出場の溝渕雄志(慶應義塾大学)のクロスに松木駿之介(慶應義塾大)が合わせて3点目を決める。
試合はそのまま終了し、3-0で全日本選抜が勝利を収めた。
16日には、ジョホール・ダルル・タクジムFCと練習試合を実施。日本へ帰国後の20日に「DENSO CUP SOCCER 第13回大学日韓(韓日)定期戦」が等々力陸上競技場にて行われ、韓国代表と対戦する。
【スコア】
全日本大学選抜 3-0 アルビレックス新潟シンガポール
【得点者】
1-0 15分 ジャーメイン良(全日本大学選抜)
2-0 49分 重廣卓也(全日本大学選抜)
3-0 90分 松木駿之介(全日本大学選抜)