先制ゴールを挙げ、喜ぶ西澤健太 [写真]=梅月智史
18日、平成28年度 第65回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)の決勝が浦和駒場スタジアムで行われ、日本体育大学と筑波大学が対戦した。
試合が動いたのは28分、中盤で筑波大FW北川柊斗がボールを奪い返すと、こぼれ球を拾った西澤健太が左足を振り抜き、筑波大が先制する。36分には筑波大DF会津雄生の右サイドからのクロスをファーサイドで西澤が頭で合わせ、2得点目。前半アディショナルタイムには筑波大FW中野誠也が追加点を奪い、筑波大が3-0とリードして前半を折り返す。
後半に入っても筑波大の勢いは止まらない。54分、中野が相手DFとの一対一に競り勝ってシュートまで持ち込み、自身2得点目を記録。さらに、北川が61分、70分、80分とゴールを決め、ハットトリックを達成する。
今季関東大学リーグ得点王のMF高井和馬を出場停止で欠く日体大は、一矢報いるべくゴールを目指したが、筑波大のセンターバックコンビ、鈴木大誠と小笠原佳祐が体を張って守るゴールをこじ開けることができない。
終了間際の88分には、前掛かりとなった日体大のスキを突いた筑波大FW中野が追加点を挙げ、ハットトリック達成。このまま試合は終了し、筑波大が8-0の圧勝を収めた。
4試合で18得点1失点と攻守において安定して結果を残した筑波大。13年ぶり9回目のインカレ優勝を果たした。
【得点者】
0-1 西澤健太(筑波大)
0-2 西澤健太(筑波大)
0-3 中野誠也(筑波大)
0-4 中野誠也(筑波大)
0-5 北川柊斗(筑波大)
0-6 北川柊斗(筑波大)
0-7 北川柊斗(筑波大)
0-8 中野誠也(筑波大)
By サッカーキング編集部
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