早稲田大は飯泉(中央9番)の2得点などで勝利した [写真]=金田慎平
15日、第68回早慶サッカー定期戦が等々力陸上競技場にて行われた。
過去67回の歴史を誇る伝統の一戦。今シーズンは慶應大が関東大学1部リーグ、早稲田大が同2部リーグに所属していることもあり、この定期戦が唯一の対戦機会となる。
試合は開始早々に動く。7分、早稲田大MF相馬勇紀の右CKに飯泉涼矢が打点の高いヘディングで合わせ、早稲田大が先制する。
慶應大もすぐさま反撃に出る。9分、高い位置でボールを持った渡辺夏彦がドリブルからミドルシュート。これが左ポストに当たって内側に転がり、1-1と試合を振り出しに戻した。
その後は一進一退の攻防が続き、スコアが動いたのは17分、安田壱成からのスルーパスに抜け出した石川大貴が右サイドの角度のない位置から冷静に流し込み、早稲田大が再びリードを奪う。
勢いに乗った早稲田大は35分、鈴木裕也が右サイドから折り返したボールを飯泉が豪快に蹴り込み、3-1とリードを広げ、試合を折り返した。
後半に入っても攻撃の手を緩めない早稲田は72分、相馬が蹴った左CKを鈴木がニアでわずかに触ってゴール。3点差に突き放す。さらに89分には、またも相馬の左CKから今度は井上純平がかかとで合わせ、5得点目を奪取する。
その後も早稲田大の猛攻が続くも、スコアは変わらず試合終了。5-1の大勝を収めた早稲田大が、早慶定期戦の通算成績を36勝18分14敗とした。
なお、MVPには2得点と活躍した早稲田大FW飯泉が選出された。
【試合結果】
早稲田大 5-1 慶應大
【得点者】
1-0 飯泉涼矢(早稲田大)
1-1 渡辺夏彦(慶應大)
2-1 石川大貴(早稲田大)
3-1 飯泉涼矢(早稲田大)
4-1 鈴木裕也(早稲田大)
5-1 井上純平(早稲田大)
By サッカーキング編集部
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