100名以上の子どもたちが元気に大会へ臨む
6月11日(日)、千葉県船橋市のSportivo船橋でumbro(デサントジャパン株式会社)が冠協賛となったサッカーイベント『UMBRO CUP 2023 in Sportivo船橋』が開催された。
今回のイベントにはU-10年代から7チーム、U-8年代から7チームが参加。イオンモール船橋屋上に位置するコートに、船橋市周辺のサッカークラブから少年・少女とその保護者たち200人以上が集まった。
開会式では施設の代表者から、上手にヘディングするポイントや、ヘディングの必要性を案内。また、ヘディング時の衝撃を43%低減する「アンブロ プロテクトヘッドバンド」(2023年3月よりumbroのECサイトやスポーツ用品店にて発売中)を紹介し、サッカーにおいて頭部を保護する大切さを伝えた。
開会式に続いて、人工芝のグラウンドでカテゴリー別のミニサッカー大会が行われた。試合は8分1本で、プレー中の交代は自由。示し合わせたように大会開始に合わせて小雨が止み、子どもたちは全力のプレーを見せた。
U-8カテゴリーでは、RTPが圧倒的な得点力を見せて優勝。U-10カテゴリーでは、最終戦で上位直接対決を制したFC Lazoが優勝を果たした。また、大会を盛り上げた各カテゴリーの1名ずつには、MVP賞としてアンブロから賞品が授与された。
【冠協賛・物品協賛】umbro(デサントジャパン株式会社)
子供たちがヘディングの飛距離を競う
試合と並行して、プロテクトヘッドバンドを体験できるドラコンイベントも行われた。子どもたちがプロテクトヘッドバンドを実際に着用してヘディングを行い、3月に開催された戸田大会で人気YouTuber梅ちゃんが記録したヘディングの飛距離を超えればアンブロの記念品が授与される。
子どもたちは初めての機会に興味津々。「ボールをよく見て、額のバンド部分で押し出すようにヘディングしよう」というアドバイスを受けて、全員がチャレンジしていく。「試合でつけていたらかっこいい」、「おでこが痛くなくなった」とヘッドバンドの効果も体感し、各チーム数選手が賞品を見事ゲットした。
選手の保護者も注目
■参加した保護者からのコメント
「子どもがディフェンダーをやっているので、今後さらに強いボールをヘディングすることになるのではと心配していた。バンドをつけていると安心感があるので、今後はこういった頭を守るギアの着用の義務化を検討してほしい」
■Sportivoサッカースクール 齊藤 翼コーチからのコメント
「サッカーではプレー中に頭部が衝撃を受けるケースは多くあります。スクールでも、転倒して頭を強打するという事例に遭遇したこともありますし、頭部を守るアイテムは必要だと思います。また、初心者の子は目をつぶって頭頂部でヘディングする傾向があるので、『ヘッドバンドの部分に当てましょう』と分かりやすく教えられるのも良いですね」
■アンブロ プロテクトヘッドバンドについて
衝撃吸収性と反発性をバランスよく発揮する素材「トランスイエロー」を採用し、未着用の状態と比較して頭部への衝撃を43%低減させることに成功。サイズを微調整できるアジャスターの採用によって頭部へのフィット感が高まり、内側のメッシュ素材のおかげで汗をかいてもズレにくいため、着用していて違和感がない。周囲の長さが57cmのMサイズ、61cmのLサイズがあるため、子供から大人まで幅広く利用できる。
【製品概要】
・価格:4,730円(税込)
・サイズ:M、L
・素材:ポリエステル100%
サッカー界では2014年頃からプレー時の頭部や脳への衝撃に対する慎重な動きが見られ、FIFA(国際サッカー連盟)やJFA(日本サッカー協会)のルールでも、脳震盪が疑われる状況が発生した際の対応方法や、脳震盪と診断されてから復帰までに消化すべきプログラムが定められるようになった。
海外では子供のヘディングが禁止される国が出るなど、頭部への衝撃から守るための規制が進みつつある。今回のプロテクトヘッドバンドは、子供たちがより楽しく安全にプレーするためのアイテムとして注目されている。
By サッカーキング編集部
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