選手が着用するスパイクには、たくさんの思いと歴史が詰まっている。日本代表に選出された本田圭佑(CFパチューカ)が着用している「REBULA 2 V1 JAPAN(レビュラツーブイワンジャパン)」。これまで本田自身が試合で着用するモデルのみ、シュータン部分のロゴにゴールドが配色されてきた。ロゴがゴールドになったのは2014年のブラジルW杯終了後から。これは、ブラジル大会終了後「日々新しいことが起こる中で、人は悔しさを忘れていくもの。でもこの悔しさを消さずに次のロシアまで持っていくことが最大のテーマ」という本田の思いを表現している。ブラジル大会で本田が着用していたのは、「WAVE IGNITUS 3 MD」(ゴールド)。そして、当時の悔しさを想起させるため、現在着用しているREBULA 2 V1 JAPANのシュータン部分にゴールドのロゴを配色。スパイクを履くときにいつも目にするシュータン部分に入れることで、ロシアまでの決意を応援したいというミズノの思いが込められている。
■本田圭佑のコメント
『ブラジル大会で負けたときの悔しさを忘れないという意味でロゴをずっとゴールドにして頂いたわけですが、今回のロシア大会で前回の雪辱を晴らしてきます!』
本田圭佑カラーとして展開されたシューズ
また、同社のスパイクを着用する、岡崎慎司、吉田麻也、大島僚太の3選手も、スパイクにそれぞれの思いを込めている。
■岡崎慎司(レスター・シティFC)
着用シューズ: 「REBULA 2 V1 JAPAN (レビュラツーブイワンジャパン)」
こだわりのポイント:岡崎は2010年の5月にサポーターから募集した中から本人が選んだ「侍魂」というワードをシューズに入れ続けている。これは、岡崎自身が世界の舞台で日本サポーターの気持ちと一緒に戦いたいという思いから本人が企画した。
■吉田麻也(サウサンプトンFC)
着用シューズ:「REBULA 2 V1 JAPAN (レビュラツーブイワンジャパン)」
こだわりのポイント:吉田はスペルの「MY」と日の丸の刺繍と、ロシア大会予選の対戦国と日付の刺繍をシューズに入れている。日本代表として1試合1試合、強い気持ちを持って戦うという強い思いが込められている。
■大島僚太(川崎フロンターレ)
着用シューズ:「MORELIA Ⅱ(モレリアツー)」
大島僚太のコメント「中学3年生のときからずっとMORELIA Ⅱを着用しています。ボールタッチの感覚やフィット感が良いです。履き心地が変わらないのも魅力だと感じています」
By サッカーキング編集部
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