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「本物のドリブルチームを証明」聖和学園の丹野裕太主将が野洲との対戦に熱意を燃やす

2015.11.18

 11月16日、平成27年第94回全国高等学校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われた。

 滋賀県予選の決勝で水口高校に5-1で圧勝した野洲高校。宮城県予選決勝では苦戦を強いられ、3-2で宮城県工業高校との接戦を制した聖和学園高校。抽選の結果、両技巧派チームが全国大会1回戦の舞台で激突することとなった。

 野洲を指揮する山本佳司監督は、「初戦が聖和学園だからではなく、自分たちの集大成として臨む大会なので、粘り強くやるだけです」とコメント。一方、聖和学園丹野裕太主将は、「同じドリブル主体のチームなので、どちらが本物のドリブルチームかを証明できるいいチャンス」と、対戦に熱意を燃やした。

「ボールを失わないで積極的に攻撃」という野洲のサッカーに対して、聖和学園は「スペースがあったらパスではなくドリブル」。予選では「ドリブルを一心に貫いて勝てたのは大きな進歩」と自信も口にした。

 3年ぶり9回目の全国出場となった野洲の林雄飛主将は「一試合一試合しっかり戦いたい」と目標を語り、2年連続出場の聖和学園の丹野は「目標は全国制覇。ドリブルの技術に磨きをかけて初戦に臨みたい」と意気込んだ。

 12月31日の14時10分。ニッパツ三ツ沢球技場で両校が熱い戦いを繰り広げる。

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