4年ぶり出場の大分と激突…矢板中央の星キョーワァン「全員でハードワーク」

 11月16日、平成27年第94回全国高等学校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われた。

 3年連続で栃木県予選を突破した矢板中央高校は、4年ぶりの全国出場を決めた大分高校と1回戦で激突することとなった。

 矢板中央の主将を務める星キョーワァンは「初めての対戦なので、どのようなサッカーをしてくるか分かりません」と、初戦についてコメント。しかし、「ボールを回す」と自分たちのサッカーの特徴を語った大分の主将下田和輝の言葉に対して、「自分たちの持ち味であるハードワークがやりやすい。前からプレスをかけていけば、勝機はある」と分析した。

 92回大会では1回戦、93回大会では2回戦で敗退を喫した矢板中央。88回大会での最高成績ベスト4を越えるべく「全員でハードワークして日本一を目指してやっていきたい」と意気込んだ。

 中学校入学と同時に本格的にサッカーを始めた経験5年少しの星は、コンゴ人の父を持ち、「身体能力を売りにやっている。対人とヘディングは絶対負けたくない」と自信も口にした。

 12月31日の14時10分、等々力陸上競技場で、星率いる矢板中央が、第90回大会で大分県勢初のベスト4を記録した大分を迎え撃つ。

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