2点目を決めたG大阪ユースFW食野亮太郎(右) [写真]=JFAnews/SMD
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグWEST第4節が4月30日、5月1日に各地で行われた。
第3節の東福岡高校戦に敗れ、開幕からの連勝がストップしたガンバ大阪ユースは、セレッソ大阪U-18との“大阪ダービー”に臨んだ。前半はシュートを打てず、53分までに3点のリードを奪われたG大阪ユースは、後半途中からMF芝本蓮とFW佐藤倭を投入し、反撃を試みる。すると、63分に佐藤、75分には食野亮太郎が得点を決め、1点差まで詰め寄る。さらに攻撃は続き、松本歩夢が同点ゴールを決めると、後半アディショナルタイムには途中出場のDF臼井貫太が逆転弾をマーク。3点差をひっくり返したG大阪ユースがダービーマッチを制し、勝ち点3を手にした。
名古屋グランパスU18とサンフレッチェ広島ユースの一戦は、15分に金亮哉の得点で名古屋U18が先制する。対する広島ユースは失点直後の23分、CKのこぼれ球に反応した里岡龍斗が同点弾をマーク。さらに、1-1で迎えた77分には満田誠が逆転となるゴールを決める。両チームの総シュートが28本にも及んだ激しい一戦は、広島ユースが2-1の勝利を収めている。
そのほか、ヴィッセル神戸U-18は後半アディショナルタイムに主将の野田樹が同点ゴールを決め、京都サンガF.C. U-18と1-1のドロー決着に持ち込んでいる。また、2連勝中の東福岡は神戸弘陵学園高校と対戦し、スコアレスドロー。なお、大分トリニータU-18vs大津の一戦は、熊本地震の影響で延期となっている。
プレミアリーグWEST第4節の結果は以下のとおり。
■プレミアリーグWEST第4節
神戸弘陵 0-0 東福岡
C大阪U-18 3-4 G大阪ユース
名古屋U18 1-2 広島ユース
京都U-18 1-1 神戸U-18
大分U-18(延期)大津
■プレミアリーグWEST第4節順位表
1位 G大阪ユース(勝点9/得失点差6)
2位 C大阪U-18(勝点9/得失点差3)
3位 東福岡(勝点7/得失点差3)※1試合未消化
4位 広島ユース(勝点6/得失点差2)※2試合未消化
5位 神戸U-18(勝点4/得失点差-1)
6位 神戸弘陵(勝点4/得失点差-3)
7位 名古屋U18(勝点3/得失点差-2)
8位 京都U-18(勝点1/得失点差-5)※1試合未消化
9位 大分U-18(勝点0/得失点差-1)※3試合未消化
10位 大津(勝点0/得失点差-2)※3試合未消化