ユニバーシアード女子日本代表は7月8日、第28回ユニバーシアード・光州大会の準々決勝で中国と対戦した。
試合は、前後半を戦いスコアレスでPK戦に突入。GKの井上ねね(日本体育大)が相手のキックを2本止め、日本がPK戦を3-1で制した。
フル出場したキャプテンを務めるMF加賀孝子(仙台大)は、「前日のミーティングで中国はテクニックもあり、上手くボールを回してくると分析していたので、前線から連動した守備でボールを奪い、早い攻撃を狙いとして臨みました」とコメント。「前半は押し込まれる時間帯が多く耐える時間が続きましたが、今回の日本の強みである『最後まで諦めない粘り強い守備』を全員で続けることができ、無失点で抑えることができました」と続けた。
「後半は自分達のペースでボールを回し、何度か得点を決めるチャンスはありましたが決定力に欠け、PK戦になりました」と語ったが、「チーム全員で戦っていたのでとても雰囲気も良く負ける気がしませんでした」と振り返っている。
日本は10日に行われる準決勝でフランスと対戦する。